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シンポジウムのご報告

㈶埼玉県埋蔵文化財調査事業団
埼玉考古学会
野外調査研究所の主催で、10月22日に開催されたシンポジウムのご報告です。

「第2回 大地震を考えるシンポジウム -地震の調査と被害-」

平成23年10月22日(土)13:30~16:45 @さいたま文学館(埼玉県桶川市)

お足元が悪い中、第1回を超える70名の方にお越しいただきました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

内容
・埼玉大学名誉教授 堀口萬吉「地震考古学ことはじめ―古代北武蔵の集落から」
 昔の地震を考えるときに、地層の中に残された「噴砂」によって過去の液状化の状況を想定してみれば、推定することが出来ると考えられるという、考古学的調査による地震研究についてのお話でした。

・埼玉県埋蔵文化財調査事業団 田中広明「遺跡で確認される地震痕跡について」
 弘仁9年地震の液状化現象の痕跡がある遺跡のお話でした。
 深谷市皿沼西遺跡で高床倉庫が液状化現象によって沈みこんでしまった事例を紹介されていました。

・国土交通大学校 海野芳聖「史料からみた埼玉県の液状化履歴―近世以後の概観―」
 場所を特定できる液状化(噴水・噴砂)の記録のある大地震は、埼玉県域では北東部~東部の低地(妻沼低地・加須低地・中川低地・荒川低地)を中心に、過去少なくとも8例あり、記録にある地震の震度分布との関係性についてのお話でした。

・埼玉地方史研究会 長堀 榮・埼玉地理学会 小林文男
  「埼玉東部低地の液状化―河道変遷の視点から」

 東日本大地震による幸手市・五霞町周辺被災状況のお話でした。
 今回の地震で堤防法面崩壊や亀裂及び液状化が発生した地点は、流路跡や池沼などを埋め立てた軟弱な地盤の上に築かれていたとの報告でした。

・東洋大学 松浦茂樹「宮古市田老地区の防災対策」
 過去の津波の記録から今回の津波被害を考えるお話でした。今後の津波対策について提言をされていました。

・野外調査研究所 西山勝治「プラント設計者が語る―原子力発電所の問題点―」
 原子力発電所の危険性と放射線の汚染について、データに基づき問題点と今後の提言をされていました。

・討論会
 来場いただいた方からの質疑を中心に討論会を行いました。
 液状化現象の危険箇所や放射性物質の処理法など活発な討論となりました。


3時間強の講演時間では、時間が足りないぐらいの内容となりました。
配布資料も全39頁とかなりボリュームがあるものでした。
過去の地震や液状化の地図や図面、原発に関する資料など多数掲載されています。
資料についてのお問合せは野外研本部までお願いいたします。
℡ 048-786-0225    yagaiken09@gmail.com


★次回シンポジウムのお知らせ★
「大地震を考えるシンポジウム」の最終回となる第3回目を今冬に開催予定です。
次回のテーマは「減災」を予定しています。

詳細は決まり次第、当ブログにて発表します。


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